IBM、脆弱性「Meltdown/Spectre」への対策を「POWER」CPU向けに公開

Liam Tung (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部 2018年01月11日 10時50分

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 IBMは同社の「POWER」CPUが、脆弱性「Meltdown」および「Spectre」の影響を受ける可能性を認め、フィックスの提供を開始した。

 同社は「POWER7+」および「POWER8」CPU向けのファームウェアアップデートを公開した。「POWER9」のフィックスも米国時間1月15日にリリースされる予定だ。

 IBMはこれまで、「Power System」がMeltdownとSpectreの影響を受けることを完全には認めていなかったが、Red Hatは3日のアドバイザリで、IBMの「System z」、POWER8、およびPOWER9システムを対象とするエクスプロイトが存在すると述べていた。

 IBMはその後、「影響を受けるかもしれない」Powerプロセッサ向けにパッチをリリースする予定があると述べ、同社のストレージアプライアンスは影響を受けないことを指摘した。同社は、「System z」メインフレームシステムが無防備であることは認めなかったが、ユーザーに対して、System zポータルをチェックするよう推奨している。


提供:Jack Plunkett/Feature Photo Service/IBM

 今回のファームウェアアップデートでは、Power System上でのMeltdownおよびSpectre攻撃に部分的にしか対処できない。Microsoftが「Surface」デバイス向けに「Windows」アップデートとファームウェアアップデートをリリースしたように、IBMのPower Systemハードウェアも、システムを完全に守るためには両方のパッチが必要だ。

 「AIX」および「IBM i」向けのOSアップデートは2月12日にリリースされる予定である。

 このスケジュールだと、Power Systemのユーザーはファームウェアアップデートをインストールする時間的猶予が約1カ月ある。どのみち、OSパッチをインストールするには、最初にファームウェアアップデートをインストールしなければならない。

 POWER7+より前のサポート対象のPOWER CPU向けパッチについては、今後同社からより詳しい情報が提供される。

 今回のファームウェアアップデートによって、Linuxディストリビューションを搭載するPower Systemのユーザーは、完全に身を守れるはずだ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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