パーソルキャリアは、業務処理の自動化を担うシステム基盤を刷新し、2018年5月に稼働を始める計画だ。オープンソースの分散処理フレームワーク「Apache Hadoop」を用いてビッグデータを解析し、人材紹介サービスの精度とスピードを向上させる。
新たなシステムでは、POWER 8プロセッサ搭載サーバ「IBM Power System S822LC for Big Data」で、Hadoopディストリビューション「Hortonworks Data Platform(HDP)」を稼働させる。履歴書など個人情報を含む、膨大な顧客データを蓄積し、必要なデータを高速に抽出する。アプリケーションとリアルタイムに連携して分析作業に役立てられる。
また、POWER 9プロセッサ搭載サーバ「IBM Power System AC922」も採用しており、機械学習や深層学習といったテクノロジを活用するためのインフラ基盤として検証していく。