「Dell EMC VxBlock System 1000」
デルとEMCジャパンは2月23日、コンバージド インフラの新製品「Dell EMC VxBlock System 1000」(VxBlock System 1000)を発表した。
VxBlock System 1000は、あらゆるタイプのワークロードをサポートできるように設計され、従来の「VxBlockシステム」を上回る性能を持つという。詳細な事前検証を行った上でユーザーに提供するため、ユーザーはすぐに利用を始められる。また、ストレージアレイやデータ保護、コンピュート能力の選択肢もさらに幅が広がった。
同製品は、5年間で最大640%のROI(投資対効果)という前世代までの「VxBlockシステム」のメリットを引き継ぐだけでなく、「Dell EMC Unity」「VMAX」「XtremIO」「Isilon」の4つのタイプのストレージ アレイを組み合わせることができるほか、「Cisco UCS Bシリーズ」 ブレードサーバ、Cisco UCS Cシリーズ」ラックサーバおよびDell EMCの幅広いデータ保護製品も選択できる。これらの全てを1つのシステムとして利用することで、従来の世代と比較してサーバのスケーラビリティが56%向上(512サーバから800サーバ)し、サポート可能なストレージアレイ数も10アレイに強化された。
さらに、リソースをプールしてシステム利用を最大化することで、無駄な容量の発生をなくし、投資対効果を高めながら最大60%のラックスペースを節約できる。プールしているコンピューティング、ストレージ、データ保護などのリソースを指定のアプリケーションへ割り当てたり、再割り当てしたりすることも可能。また、複数のテクノロジの組み合わせをネイティブにサポートし、日常的な管理とサポートが必要なコンポーネント数が少なくなり、全体的なシステムライフサイクル管理に要する時間を最大75%削減できるとしている。
価格は個別見積りで、デルおよびEMCジャパンのビジネスパートナーから提供される。