SecureWorks Japan、攻撃演習サービスに特定攻撃者グループの手法を反映

NO BUDGET

2018-06-11 09:47

 SecureWorks Japanは、サイバー攻撃侵入テストの「Red Team サービス」において、特定の攻撃グループの手法をベースにした演習を含むメニューを新たに追加すると発表した。

 「Red Team サービス」は、実践的なサイバー攻撃シミュレーションにより、ユーザー組織の危機対応能力および総合的なインシデント対応能力の評価を行う。従来のペネトレーションテストや脆弱性診断とは異なり、実際に攻撃者らが使用する「戦術・テクニック・手順(TTP)」などを駆使して、実践的なサイバー攻撃シミュレーションを行う。

 追加されたのは、日本企業を狙う高度なサイバー攻撃グループ「BRONZE BUTLER」など、特定サイバー攻撃グループのTTPをテーマにして演習を行う「脅威プロファイルベース RedTeam サービス」。

 同サービスは、インシデント対応サービス、マネージド・セキュリティ・サービス(MSS)サービス、そして同社のリサーチチームカウンター・スレット・ユニット(CTU)による世界の脅威リサーチ情報により蓄積され、実際のサイバー攻撃で利用されている脅威インテリジェンスを演習に導入している。Red Teamを実施するメンバーは、攻撃者らが使用するTTPを同様に駆使してサービスを提供する高いスキルを保有しているという。

 サービスの利用価格、概要は下記の通り。

キャプション

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]