Microsoftの元幹部数人が米国時間6月18日、オープンソースのクラウド製品開発プラットフォームを手がける企業としてPulumiを立ち上げた。
Pulumiの共同創業者であるEric Rudder氏とJoe Duffy氏はともにMicrosoftの「Midori」プロジェクトのメンバーだった。
Midoriプロジェクトは、「Windows」カーネルをベースとしない新OSの開発に向けて順調に歩を進めていた。同プロジェクトはゼロからOSを開発するだけでなく、ブラウザや関連ツールなども含むフルスタックソフトウェアの開発も手がけていた。
Midoriプロジェクトは、ピーク時に100名にも上る開発者を抱えていたものの、2015年頃に解散された。
Pulumiの最高経営責任者(CEO)であるDuffy氏は、「Pulumi」プラットフォームを以下のように語っている。
「Pulumiを使用することで、ローレベルのコードとしてのインフラ(IaC)から、高度に生産的かつ近代的なコンテナ/サーバレスアプリに至るまでのクラウドプログラムを、好きな言語を使ってオーサリングできるようになる」
Pulumiは、プログラミング言語としてJavaScriptやTypeScript、Python、Goをサポートしており、クラウドプラットフォームとして「Amazon Web Services」(AWS)や「Microsoft Azure」「Google Cloud Platform」をサポートしている。
Pulumiのコードや例、案内などの詳細な情報が公開されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。