富士通は7月24日、デジタル生産準備ツール「FUJITSU Manufacturing Industry Solution VPS(VPS)」の最新版「V15L20」を販売開始すると発表した。2020年度末までに50億円の売り上げを目指す。
VPSは、デジタルプロセスが開発した製品の組み立て工程を支援するツール。CADで作成された製品の3次元デジタルデータを活用して、製造用図面や組み立て手順のほか、使用する工具や組み立て作業に必要な工数、作業における注意点などさまざまな製造関連情報を集約、表示する。
最新版では、新たに実機作業の動画や作業実績の検査表など、より多彩な製造情報の集約と表示が可能になった。
「VPS」の概要イメージ(出典:富士通、以下同)
新たな機能では、作業実績や検査結果などを入力するためのドキュメントを、組み立て手順イメージのアニメーション内に埋め込み、表示・再生・更新できる。
これにより、作業者が組み立て手順をより理解しやすくなるとともにその場で作業記録をドキュメントに残すことができる。紙の資料を用意しなくても、作業者のPCやタブレットなどから適切なタイミングで必要な情報にアクセスして、参照・更新することができる。
ドキュメント挿入イメージ
V15L20は、「組立動画」「帳票出力」「Standard」「Viewer」という各製品に分かれて販売される。組立動画と帳票出力はスタンドアロンライセンス、StandardとViewerはネットワークライセンス。帳票出力の利用には組立動画の購入が必要。Viewerの無償版では一部の機能が制限された状態で利用可能。
各製品の1ライセンス単位の販売価格(税別)