キンコーズ・ジャパンは、クラウドERP「SAP Business ByDesign」、分析ツールの「SAP Analytics Cloud」、クラウド基盤の「SAP Cloud Platform」を採用し、5月より導入プロジェクトを開始した。SAPジャパンとMinoriソリューションズが発表した。
キンコーズ・ジャパンは、プリンティングソリューションを中心に、個人、法人顧客だけでなくECサイトを利用するオンライン顧客の3種の顧客に対応し、小ロットかつ短納期でサービスを提供している。
同社は、SAP Business ByDesignについて、ERP(統合基幹業務システム)領域で多くの実績があり、クラウドでビジネスシナリオにある機能から必要な機能を選択することで業務の標準化が実現できることなどを評価。比較検討した複数のソフトウェアの中から、採用を決定した。またインメモリデータベースなどの先進テクノロジに対応し、今後も機能を進化させ続けることができることも評価した。
SAPジャパンは、分析領域では、SAP Cloud Platform上に個人ビジネス、法人ビジネス、オンラインビジネス等の情報を集約し、SAP Analytics Cloudを用いて様々な切り口で分析することで、経営情報を可視化できる環境を提供できるとしている。