KDDI、AI活用のチャットボットサービスを開始--社内の問い合わせ業務を効率化

NO BUDGET

2018-08-09 09:53

 KDDIは、チャットボットサービス「Proactive AI with KDDI」の提供を開始した。

 同サービスは、ALBERTが提供する人工知能(AI)チャットボットサービス「Proactive AI」を活用したもの。定型的に繰り返し発生する異なる部署間での社内問い合わせ業務を、電話やメールではなくAIを活用したチャットボットで自動応答する。

 管理者は、導入時に会話パターンごとのシナリオを作成する必要がなく、単純なFAQを用意するだけで運用できる。初期構築に要する時間は、1カ月内が目安となっている。

 また自動学習による回答精度の向上を行うため、高品質なチャットボットサービスを利用できる。さらに、ビジネス版LINE「LINE WORKS with KDDI」に対応しているため、質問者は外出先からの問い合わせなど場所に左右されず迅速に解決することが可能となる。

 サポート面では、導入後にチャットボットの応答精度に関する問い合わせに対して、回数制限なく対応可能。適切なFAQに関するアドバイスだけでなく、ユーザーごとに導入している回答パターンを新しくAIに学習させることもできる。

 利用価格はエントリープランで初期費用が50万円、月額費用40万円。FAQの設計支援など初期導入時に適切な運用をサポートするサポートEX (オプション)は、月額費用が30万円となっている。

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