セールスフォース・ドットコムは、Salesforce Lightning Platform上でよりスピーディなアプリ開発を支援する新たなローコードツールを発表した。
Lightning Platformは、CRM(顧客関係管理)の利用範囲を広げてさらに多くの価値を得るための基盤で、ツールを利用することでアプリをさらにパーソナライズできる。今回発表したローコードツールには、Lightning Object CreatorとLightning Flow Builderの2つの機能が提供されている。
Lightning Object Creatorは、コードではなくクリック操作によってスプレッドシートを最新アプリへと変換できる、新しいプラットフォームサービス。スプレッドシートをObject Creatorにドラッグ&ドロップすることで、デスクトップやモバイルで利用できるデジタルフォームを公開することができる。
Lightning Flow Builderは、保険金請求の管理など、顧客や従業員体験に関するプロセスを自動化できる新しいローコードツール。顧客レコードに関連するワークフロー要素をシームレスに検出できる、シンプルなツールボックスを備えている。このツールを利用することで、スタッフと見込み客の双方が段階的なプロセスを通じて、製品の種類の特定や購入するためのフローを開発することができる。