IBM、BIプラットフォーム「Cognos Analytics」をアップデート--自動化や直感性強化

Stephanie Condon (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2018-10-01 10:46

 IBMは、同社のビジネスインテリジェンス(BI)ツールのスイート「IBM Cognos Analytics」をアップデートし、自動化と直感性の強化を実現したと発表した。同スイートの最新版は、セルフサービス型のアナリティクスから「スマートなアナリティクス」へという大きな流れに乗ったものだ。

 同社のビジネスアナリティクス担当バイスプレジデントであるGreg Adams氏は同社のブログへの投稿に、今回搭載した機能は「新たな洞察の発見を容易にしたうえで、理解しやすくすることを目的にしている」と記している。

 この最新版には「AI Assistant」が搭載されているため、ユーザーは自然言語による質疑応答が可能になる。また、パターン検出機能も利用できるようになったため、これまでは予見できなかった可能性がある、データ内のパターンや関係の発見も可能になる。

 さらに、選択されたデータに対して最も有用な可視化手段を推奨する、自動可視化機能も搭載している。この他にも、可視化されたものを順番に並べ、他のメディアを適宜挿入できるようにすることで、インタラクティブなストーリーを作り上げる「ストーリーテリング」機能も搭載している。完成した「ストーリー」は、元データが更新された際に自動的に最新の状態へと反映される。


この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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