東京大学、民間4社と次世代個人認証技術の確立で協力

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2018-10-12 08:49

 東京大学大学院情報理工学系研究科は10月10日、三菱UFJニコス、凸版印刷、三菱電機インフォメーションシステムズ(MDIS)、日立製作所の4社と共同で、ライフスタイル解析を活用した次世代個人認証技術の確立とその社会実装に向けた取り組みを開始すると発表した。

 同研究科は8月に「次世代個人認証・行動解析技術社会連携講座」を開設しており、今後5年間にわたり研究開発を進めていく。同講座は、2013年にソーシャルICT研究センターに設立された「次世代個人認証技術講座(三菱UFJニコス寄付講座)」での第4の認証手法「ライフスタイル認証」など新たな認証手法に関する研究成果を引き継ぐ。

 また、三菱UFJニコスと凸版印刷が同研究の必要性やビジネス展開を検討、MDISと日立製作所がシステム基盤を構築し、インターネット上での簡便な認証を可能にする社会システムの実現を目指す。この社会システムの構築は、東京大学、システム開発企業、サービス企業が連携した研究プロジェクトとなる。

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