LINEは、SAPの中堅成長企業向け調達・購買クラウドプラットフォーム「SAP Ariba Snap」を導入する。SAPジャパンが発表した。
LINEでは、IT機器などさまざまな品目・サービスの調達購買を行っているが、連動していない複数のワークフローやシステムを経由した非効率な購買プロセスが存在しており、企業成長に伴い、購買金額、対象となる品目・サービスが増大・複雑化していたという。
この課題解決のため、同社では、購買業務プロセスの効率化、内部統制の強化、購買品目のコスト削減を目的に新システムの検討を開始していた。
「SAP Ariba」について、同社は、調達・購買プラットフォームとして広い業務領域をカバーでき、購買活動の主要な業務である戦略的なデータ分析に基づくソーシングや、サプライヤー・契約管理といった活動をシステムを使って効果的に行えることを評価した。また、SAP Aribaをテンプレート化することにより、最短12週間での導入が可能なことも採用の決め手となった。