モバイルアプリの電子マネーの満足度をサービス別に見ると、最も高かったのがQUICPayで82.5ポイント、2位は81.4ポイントのSuica。QRコードの満足度が高かったのはLINE Payの80.5ポイント、2位は76.0ポイントの楽天ペイとなっている。

図5:電子マネーとQRコード決済の満足度(左:n=441、右:n=230、出典:ICT総研)
これまではクレジットカードやデビットカード、Felicaカード型電子マネーなど、カード型のキャッシュレス決済サービスが大半を占めてきたが、今後はスマートフォンの普及とともに利用できるキャッシュレス決済が普及していく見込みとしている。
特にQRコード決済サービスに参入する事業者がこの1〜2年で激増しており、2019年にもKDDIのau PAY、セブン-イレブンの7Payなどが開始される。政府もキャッシュレス決済比率を金額ベースで4割以上に引き上げる政策を推進しており、スマートフォンによるキャッシュレス決済の普及は急ピッチで進むことになると同社は考えている。