津田駒工業は、経営管理の効率化を目的に「SAP S/4HANA」とクラウド基盤「SAP HANA Enterprise Cloud」を導入した。SAPジャパンが発表した。津田駒工業は、1月からシステム設計を本格化させている。
同社はSAPソリューションのこれまでの実績を評価し、信頼性の高いシステム構築が可能だと判断した。これまで独自の基幹システムを構築して事業を管理してきたが、変化のスピードが増す時代に対応するために、最新鋭の基幹システムを導入し、生産性の向上や働き方改革に結びつけていく。
ERPの導入により、生産状況など社内状況のタイムリーな把握や経営判断に必要な情報を一元管理し、データ化することで、より迅速かつ正確な状況判断と対応決定を目指す。またシステムに対応した業務の標準化、可視化を進めることにより、全社の業務全般の合理化・効率化を進めていく。