日本ユニシスは地域金融機関向けに法人顧客コンシェルジュサービス「CoreBAE(コアベイ)」の提供を開始すると発表した。今後3年間で10以上の地域金融機関からの受注を目指す。
このサービスは、地域金融機関が保有する取引データや財務データと、ココペリのAI(人工知能)エンジンを活用し、新規優良顧客への有効なアプローチや取引先の本業支援に役立つ情報を提供するもの。
「CoreBAE」の利用イメージ
主なサービス機能には、優良顧客獲得、取引先支援の各メニューがある。優良顧客獲得メニューでは、取引データを活用し、取引先の商流(仕入先・販売先)を把握し、優良顧客となり得る新規取引先へのアプローチ方法を提供する。
取引先支援メニュでは、取引データ・財務データをもとに取引先の経営課題を抽出し、経営課題に対する解決策をAIで提供する「AIナビ(経営課題分析)」や、過去の財務データを分析し、取引先ごとに今年度の資金需要ニーズを数値(%)で表示する「資金需要ニーズ」などのサービスがある。また各取引先にマッチした補助金助成金情報の一覧を表示するサービスもある。