VMwareは米国時間2月28日、2019会計年度第4四半期決算(2月1日締め)を発表した。市場予想を上回る内容となり、年間売上高は過去最高を記録した。
同四半期、非GAAPベースの純利益は8億2300万ドルとなった。希薄化後1株あたり利益は1ドル98セントで、前年同期から23%増加している。売上高は前年同期比16%増の25億9000万ドルだった。
アナリスト予想では、売上高が25億ドル、1株あたり利益が1ドル88セントとされていた。
Dell Technologies傘下であるVMwareの同四半期ライセンス収入は前年同期比21%増の12億3000万ドルだった。
非GAAPベースの営業利益は前年同期比18%増の9億6700万ドルだった。また、営業キャッシュフローは10億1000万ドル、フリーキャッシュフローは9億4600万ドルだった。
VMwareの最高経営責任者(CEO)Pat Gelsinger氏は「第4四半期決算は、多様な製品ポートフォリオを横断した、3つの地域すべてにおける幅広い成長にけん引され、力強い2019会計年度を締めくくる素晴らしい内容となった」と述べるとともに、「VMwareは顧客のデジタル変革に不可欠であるユビキタスなソフトウェア基盤を提供しているだけでなく、われわれの従業員や製品、そして地球に世界レベルで肯定的な影響をもたらそうと努力している」と述べている。
2019年度通期では、非GAAPベースの純利益が前年度比21%増の26億2000万ドル、希薄化後1株あたり利益は6ドル33セントだった。売上高は14%増の89億7000万ドル。ライセンス収入は18%増の37億9000万ドルとなった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。