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AIでSWIFT電文のリアルタイム監視を実証--JSOL

NO BUDGET

2019-03-01 10:00

 JSOLは、人工知能(AI)を活用したSWIFTT(国際銀行間通信協会)電文のリアルタイムモニタリングシステム「Secure Payment」の共同利用サービスの実証実験開始したと発表した。

 SWIFTはベルギーで設立された共同組合形式の団体で、高度に安全化された金融メッセージングサービスを提供しており、200カ国・1万1000以上の銀行などが利用している。JSOLは日本で初めてSWIFT接続のASPサービス「SWIFTサービスビューロ」を提供している。

 「Secure Payment」は、Bottomline Technologiesが提供するSWIFT電文のリアルタイムモニタリングシステム。同システムを利用することで、リストを用いたアンチマネーロンダリングフィルタリングシステムでは看破できないような不正取引を検知することが可能となる。例えば、NGワードが含まれるため送金停止した取引を、悪意のある送金者が再度NGワード抜きで送金しようとした場合、フィルタリングシステムでは検知不能だが、モニタリングシステムでは短時間での類似送金として送金停止することが可能だ。

 同実証では、Bottomlineのシンガポールシステムセンターで稼働しているSecure PaymentとJSOLのシステムセンターを接続し、Secure Paymentシステムを共同利用できる環境を構築し動作検証を行う。7月からはJSOL SWIFTサービスビューロを利用している複数の金融機関の協力を得て、SWIFT電文をSecure Paymentに連携し、リアルタイムで検知されるか確認する予定だ。

 SWIFT電文をリアルタイムにモニタリングする必要性が金融業界で高まっているが、個別にシステム構築すると高額になる課題があった。JSOLはSWIFTサービスビューロという基盤を生かし、共同利用型でサービス提供することで、より安価にシステム導入を実現していく。

 同社では、9月以降に本番サービス開始を予定している。これにより、不正取引のリアルタイムでのブロックや先進的なアンチマネーロンダリング対策が実現する。またSWIFTシステムのモニタリングを行うことで、全ての外為取引トランザクションをカバーすることが可能となり、通常とは異なる送金先、総金額等電文のモニタリングに加え、操作ユーザーの挙動をモニタリングできる。月からの実証実験参加費用は税別100万円となる。

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