三菱電機インフォメーションシステムズ(MDIS)は3月4日、「SAP S/4HANA」導入支援サービスの提供を開始すると発表した。また、SAP S/4HANA最新版に対応したクラウド提供型のERPテンプレート「MELEBUS 1809」を4月1日に発売する。
MDISは、20年以上にわたるERP導入経験とSAP S/4HANA導入実績を踏まえ、体系化された支援サービスとテンプレート、ツールを提供する。
サービス体系概念図
同サービスでは、ユーザー環境のSAP S/4HANAへの変換について独自のアセスメントツールにより影響度を調査し、概念実証を行う。またSAPの標準ツールにより、導入に関する戦略立案と合意形成を支援する。さらに導入作業を効率化しアドオンを削減するために、ERPテンプレート「MELEBUS1809」をクラウドで提供し、SAP製品へのデータ投入や更新をMicrosoft Excelシートの操作で行えるツール「MALSY」も提供する。また、SAP S/4HANAと連携したシステムの構築も支援する。
利用価格(税別)は、導入アセスメントサービスが600万円から。導入計画立案サービス、コンバージョンサービス、リビルドサービスは個別見積もり。