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彫刻プラスト、生産管理システムの仮想化や VDIをHCIで刷新

NO BUDGET

2019-03-13 09:50

 彫刻プラストは、生産管理システムの仮想化環境およびVDI(仮想デスクトップ基盤)をNutanixで刷新した。導入プロジェクトを支援したネットワールドが発表した。

 新システムは、ディスクアクセスのスピードが以前の約3倍に向上し、システムのレスポンスが格段に向上した。また、データのインライン圧縮および重複排除の効果も大きく、容量を約2分の1にまで削減できた。

 彫刻プラストは、食品パッケージなどの包装材の企画・製造・販売を手がける企業。同社は十数年前から生産管理システムの仮想統合や社内クライアントのVDI化を実施しており、3回目の更新となる今回のプロジェクトでは、性能の改善、信頼性・耐障害性の向上、事業継続性の強化を目指した。

 顧客からの受注、工場への生産指示、納品書発行など、生産・販売業務の根幹を担う生産管理システムの仮想化/VDIを刷新する今回のプロジェクトでは、ネットワールドが扱うハイパーコンバージドインフラストラクチャ(HCI)製品「Nutanix Enterprise Cloud OS」搭載の3ノードからなる「Nutanix NX-1065」が導入され、7台の業務サーバと約50台の仮想デスクトップを集約。併せて米Mellanox製の10GbEスイッチを導入し、本格稼動を開始している。

キャプション

 彫刻プラストの旧環境は、サーバ、スイッチ、ストレージによる3階層構成だったが、iSCSI帯域が1Gbpsしかなく性能が頭打ちの傾向にあった。ストレージのLUN(論理ユニット番号)を分けるなどさまざまな対応策を講じたが、新しい仮想マシンを作ると性能が劣化するようなケースも見られ、抜本的な改善を図る必要があると判断したという。

 検討の結果、高性能・高信頼環境を容易に実現できるHCIが、ネットワールドと同社パートナーであるエイコーから提案され、Nutanixの採用が決定した。彫刻プラストでは、事業継続性の強化を目的にデータセンターへの移設も重要な要件としていたため、大量のシステム群をコンパクトに集約できることもNutanix採用の理由の1つとなった。

 

 Nutanix Enterprise Cloud OSについて彫刻プラストは、各ノードに配置されるController VM(CVM)で分散ストレージを構成するアーキテクチャーを採用しているため、耐障害性に優れた環境をシンプルに実現できることなどを評価している。また、Mellanoxスイッチについては、パケットロスが発生しにくく、低遅延、低消費電力であることや、Nutanixとの親和性が高く、1Uスペースに2台並べて配置できることからデータセンターの設置スペースを削減できることを評価している。

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