Outlookで2要素認証アカウントの追加設定が容易に
Microsoftが米国時間5月29日に更新した、Office 365各プラットフォームに対する変更内容をまとめる。リリースノートによれば、バージョン1905(ビルド11629.20196)へ更新したWindowsデスクトップ版は、WordとPowerPointに「近日公開の機能」が加わった。
Outlookは先行して導入されていた同機能は、外観や操作性、機能に新たな要素が加わる前のアナウンス、機能有効化である。
![WordとPowerPointにも展開が始まった「近日公開の機能」](/storage/2019/06/03/67bc47f27aac86d6edf78460d7037deb/190603_office365_1.jpg)
WordとPowerPointにも展開が始まった「近日公開の機能」
バージョン1905に展開した早期機能は、Microsoft Graphを基盤に人物やファイルなどを網羅的に検索するMicrosoft Search。早期機能を有効にすると、WordもしくはPowerPointの再起動を求められ、ウィンドウ上部に検索ボックスが現れる。Searchの詳細については実装時に改めて紹介するが、作業状況の文脈に応じて検索結果は変化するため、利用者の利便性は向上するだろう。また、学習ツールには使用できる配色の拡張が加わった。
![スイッチをオンに切り替えることで「近日公開の機能」を試せる。同バージョンではSearchだった](/storage/2019/06/03/a88c0ec6a9c254b99d84cca468cb0237/190603_office365_2.jpg)
スイッチをオンに切り替えることで「近日公開の機能」を試せる。同バージョンではSearchだった
![検索文字列や作業状況に応じて、検索結果は変化する](/storage/2019/06/03/8f591179101cf340ea39f860cc180994/190603_office365_3.jpg)
検索文字列や作業状況に応じて、検索結果は変化する