アクセシビリティチェックの結果がステータスバーに現れる
Microsoftが米国時間4月1日に更新した、Office 365各プラットフォームに対する変更内容をまとめる。リリースノートによれば、バージョン1903(ビルド11425.20202)へ更新したWindowsデスクトップ版は、大きな機能強化は確認できないものの、Word、Excel、PowerPointでアクセシビリティに関する変更が加わった。
アクセシビリティチェックの結果がステータスバーで確認できる
上に示したように「校閲」タブの「アクセシビリティチェック」ボタンを押して同機能を実行すると、ステータスバーに簡易的な状況チェックが示される。これまでは右ペインに現れるウィンドウから確認しなければならなかったため、アクセシビリティチェックを多用するユーザーに関しては使用性が高まったと言える。同機能が不要な場合はステータスバーを右クリックし、<アクセシビリティチェック>を選択してチェックを外せばよい。
また、PowerPointには連続するスライドにおいて、オブジェクトの変形制御が容易になっている。「ホーム」タブの「編集」グループに並ぶ「選択」→「オブジェクトの選択と表示」の順にクリックすると、選択ウィンドウからスライド上に並ぶオブジェクトの表示/非表示やオブジェクト名の変更が可能だ。
さらに2つのオブジェクト名に「!!foo」「!!bar」など「!!(2つの感嘆符)」を付与すると、スライドが切り替わる際に変形機能を用いたアニメーション効果を演出できる。下に示したのはMicrosoftの公式ドキュメントに掲載された動画から抜粋したものだ。より詳しく知りたい方はリンク先で動画を視聴することをお勧めする。
変形機能を用いたアニメーション効果が強化された(公式ドキュメント動画より抜粋)