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矢崎総業、情報漏えい対策に「FinalCode」--API活用で生産性も向上

藤代格 (編集部)

2019-06-24 07:15

 ワイヤーハーネスの世界トップシェアという矢崎総業(港区)は、ファイルを暗号化できる権限管理(IRM)ソフト「FinalCode」を導入。セキュリティの強化とともに工数を削減、生産性を向上させたという。FinalCodeを開発、販売するデジタルアーツ(千代田区)が発表した。

 世界46カ国、167法人、596拠点でビジネスを展開している矢崎総業(従業員数は国内で約2万人、海外で約28万6000人)は国内外の開発部門でのITインフラやセキュリティー対策を一元管理している。情報共有にはメールや共有フォルダを活用。情報漏えい対策として暗号化やパスワード、複合用パスワードを設定した別メールの送信などを運用しつつ、アクセス権の管理、ルールの構築、教育などを実施していたという。明確な担保は契約のみで、特に海外で情報漏えいリスクがあったとしている。

画面透かし機能(出典:デジタルアーツ)
画面透かし機能(出典:デジタルアーツ)

 より強固なセキュリティー対策という観点で、約10種類の製品を検証。ログでの利用状況の追跡や遠隔でのデータ削除が可能で、SaaSという簡易性、コスト、マルチ言語対応、操作性などから採用に至ったという。閲覧時に画面上に透かしを表示する「画面透かし」などの機能も評価したとしている。

 パスワード設定が不要のため、パスワード用のメール送信業務が削減。APIを活用して業務システムとも連携させ、生産性が向上したという。

 技術情報や製品の設計情報、取引先企業から預かった情報、個人情報などをFinalCodeで暗号化している。開発部門の海外拠点での利用も検討している。

 FinalCodeは、ファイルを指定した人やグループのみで閲覧できるように暗号化し、閲覧などの利用状況の追跡し確認、あとからリモート消去も可能なIRMソフト。導入形態はSaaSのほか、オンプレミス環境で稼働させられる仮想アプライアンスの2種類がある。

 1ライセンスの税別月額利用料が1000円で最低10ライセンスからのExpress Editionと、IPアドレス制限やデバイス制限などを追加でき、最低50ライセンスからになるEnterprise Edition、自治体限定版の3種類を用意している。

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