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展示会「HR EXPO」で見つけたサービス5選--人事データ可視化した後が重要

藤代格 (編集部)

2019-07-10 07:00

 2019年5月29~31日に開催された「第7回 HR EXPO」では、テクノロジーを活用した人事関連業務の処理から、データを収集、活用を目指すサービスが数多く見られた。目に留まった5つのブースとその製品、サービスを紹介したい。

1.「AKASHI」--使いやすさ最優先の勤怠管理サービス

 ソニーネットワークコミュニケーションズ(品川区)ブースでは、開発、提供する勤怠管理SaaS「AKASHI」を紹介。ICカードのほか、PCやタブレット、スマートフォンを活用した打刻、勤務時間集計が可能。旧ソネット時代の2004年4月から提供するASP型勤怠管理システム「インターネットタイムレコーダー」の後継という位置づけで、2016年から開始したサービスになるという。

 勤怠の打刻と勤務時間の集計ができ、1人あたりの税別月額利用料が200円の「タイムレコーダー」プランと、300円で実績の修正や休暇状況を一覧管理機能などがある「スタンダード」プラン、400円でシフト作成や工数管理が可能な「プレミアム」プランがある。いずれもデータ保存期間は3年で、給与計算用のCSV出力は可能。

 前版となるインターネットタイムレコーダーの経験を踏まえた一番の特長は、シンプルで直感的に操作できるというユーザーインターフェース(UI)であることを強調している。

 AKASHIとともに総務をサポートする6社も共同で出展。共同で出展していたソルナ(中央区)のHead Office リスクソリューション部で副部長を務める芳野浩文氏はAKASHIについて「使いやすさ、見やすさを何よりも重視してサービス開発している。週1回実施するアップデートの際も使いやすさを配慮し、それぞれのサービスを小部屋のように設計。システムを休止せず、ユーザーに気づかれないようアップデートしている」と説明する。

 ブースでは、入社前などに該当人物の“健全度”を調査するソルナのサービス「ネットの履歴書」や、様々なマニュアルを設計、運用するYAMAGATA INTECH(品川区)「はたらきかたマニュアル」などが展示されていた。環境、組織、会社を創り総務の全てをサポートするという「New Work Style」をメインテーマに注目を集めていた。

計7つのサービスを中心に紹介(出展:ソニーネットワークコミュニケーションズ)
計7つのサービスを中心に紹介(出展:ソニーネットワークコミュニケーションズ)

2.「SmartHR」--タレントマネジメントのニーズにも対応方針

 SmartHR(港区、旧クフ)は、労務分野にフォーカスして業務効率化を進めるためのSaaS「SmartHR」を紹介。雇用や社会保険に関する手続きなど役所への持参や郵送が必要な業務がオンラインで完結する、同社の社名にもなるサービスだ。

 従業員に入社時から基本情報を入力してもらい、不足情報を都度収集。書類の作成、確認、変更などをオンラインで完結させるという。法改正に伴いオンラインでのサインが可能になったことで、年末調整や入退社などでの利用が増えていると説明する。

 本来は会社の労務担当がやるべき手続きまで求められ、山のような書類に向き合ったという実体験が着想で、あくまで業務効率化が目的になるというが、執行役員でマーケティング担当バイスプレジデントの岡本剛典氏は「従業員の情報が集まるため、様々な情報が一覧で可視化できるタレントマネジメントのような機能が求められつつある」とニーズの変化を説明。軸足は変えないまでも、ニーズに対応する機能を拡張していると語る。

 一番の特長は迷わず使用できるというUIになるというが、すべてをSmartHRだけで完結させようとはしていないという。「使い心地を追求しているが、あちらの方が使いやすい、などの相性が会社ごとにあると思う。使いやすい物を取りそろえ、総合的にそれぞれのバックオフィスシステムが構築しやすいよう他社のシステムとの連携にも注力し、サービス展開していきたい」(岡本氏)

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