編集部からのお知らせ
量子コンピューティングへの注目
特集まとめ:高まるCISOの重要性

富士通アイ・ネットワークシステムズ、BIツールで組立ラインをリアルタイム可視化

NO BUDGET

2019-07-31 12:17

 富士通アイ・ネットワークシステムズは、ウイングアーク1stが提供するビジネスインテリジェンス(BI)ツール「MotionBoard」を採用した。外部から調達している約6000種の電子部品や機構部品について、着荷・荷捌き・検査・入庫の一連の作業を可視化した。

 同社は山梨県南アルプス市に本社と主力工場を構え、ルーターやスイッチ、電力会社向けのスマートメーター用通信ユニットなどを製造する。富士通グループにおけるネットワーク製品の生産拠点である。

 今回の導入で、基幹系の購買システムで管理されている着荷予定データのほか、PCで管理している作業計画、作業現場のハンディーターミナルから収集した実績データなどを、部品間接検査システムに直接投入し、それらをもとに作業計画を立てることが可能となった。さらに作業の進行管理を厳密化し、受入検査の準備に手間がかからなくなった。これによって担当者の残業がなくなり、受入検査の体制を3人から2人に低減した。

 また、スマートメーター用通信ユニットの組立ライン全体を可視化する際にもMotionBoardを活用している。同ラインでの生産管理は、ほとんどが紙の台帳を起点として行われていたが、ライン全体をリアルタイムに可視化するダッシュボードやライン別に単位時間帯ごとや日ごとの出来高推移を可視化するダッシュボードなどを実装することで、さまざまなKPIをリアルタイムに可視化できるようになった。

 従来、製造装置に異常が発生した場合は、監視モニターにその装置の番号でしか表示されなかったが、MotionBoardで作成したダッシュボードでは、マップ上に場所を示すことができるため、ラインのリーダーからも「よりスムーズに迅速に現場に駆けつけられるようになった」という声が寄せられている。

 富士通アイ・ネットワークシステムズでは、今後、MotionBoardをベースとした可視化システムの横展開を進めていく予定で、生産計画数に対する実績数、各装置の稼働状況、作業の進捗状況、工場経営の意思決定で不可欠なKPIの推移などの可視化を進めていく。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]