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スーパーストリーム、人事給与ソフトの最新版--15年ぶり大幅刷新

國谷武史 (編集部)

2019-09-03 14:55

 スーパーストリームは9月3日、人事給与ソフトウェア製品の最新版となる「SuperStream-NX Ver.2.20 人事給与ソリューション」を発表した。15年ぶりに“ユーザー体験(UX)”を全面的に刷新したといい、10月1日から提供する。

スーパーストリーム 代表取締役社長の角田聡志氏
スーパーストリーム 代表取締役社長の角田聡志氏

 同社は、キヤノンマーケティングジャパンのグループ企業で、主にERP(統合基幹業務システム)での会計/人事給与の製品開発を手掛ける。代表取締役社長の角田聡志氏によれば、1995年6月の販売開始から累計で9113社(2019年3月時点)に導入されており、「パートナーは80社超、連携製品は100種類以上あり、ユーザーニーズに基づく製品開発に強みがある。人事給与分野は24年の歴史があり、2021年までに1万社への導入を目指している」(角田氏)と語った。

スーパーストリーム 取締役 最高技術責任者(CTO) 企画開発本部長の山田誠氏
スーパーストリーム 取締役 最高技術責任者(CTO) 企画開発本部長の山田誠氏

 同製品の事業を20年近く担当するという取締役 最高技術責任者(CTO) 企画開発本部長の山田誠氏は、2000社以上との顧客との面談実績を通じて、日本企業の人事部が抱える課題を次のように説明した。

 「近年の人事システム領域は、タレントマネジメントやHR Tech(人事業務領域でのIT活用化)が流行しているが、現場では定型業務をきちんと効率化した上で、人材の育成や定着化など、戦略的な施策に取り組みたいと考えている。最新版は、地味だが直感的な使いやすさを追求し、その上でロボット機能などを活用した業務効率化を支援する」

「SuperStream-NX Ver.2.20 人事給与ソリューション」の概要
「SuperStream-NX Ver.2.20 人事給与ソリューション」の概要

 同氏は、最新版での操作性にレポート機能を挙げ、Excelライクなソートやフィルター、絞り込みなど、ユーザーの日常的なレポート作成や集計作業を容易にする使い勝手を高めたという。Pivot Reportという機能も備え、柔軟性の高いレイアウト設計や資料作成を特徴とし、そのままExcel形式に出力可能とした。Wordへの差し込み印刷機能もあり、「手間のかかる帳票作成のアドオンをゼロにしたい」(山田氏)という。

 また、オプションながらRPA(ロボティックプロセスオートメーション)機能も利用できるようにする(12月以降)。同社は2018年7月に、RPA機能の「オフィスロボット」を会計ソフトウェア向けにリリースし、今回はこれを人事給与向けに展開する。従業員登録や雇用契約書の作成、給与計算、支払い控除などの処理を人事担当者に変わって自動的に実行する。

 「一般的なRPAはユーザーが作業シナリオを用意しないといけないが、オフィスロボットは9000社の利用実態に基づいてわれわれがシナリオを含めて提供する点が異なる」(山田氏)という。既に複数の顧客がテスト導入し、JBCCグループでシェアードサービスを提供するC&Cビジネスサービスでは、約4割の業務量が削減されたとしている。

 この他に最新版では、企業グループ内の人事情報を統合して横断的に活用、管理する機能や、従業員情報や異動履歴情報などの閲覧性の改善、従業員のスキル確認など、タレントマネジメントのような機能も搭載した。従業員自身が申請や照会、ワークフローの承認などを行えるセルフサービス機能も用意する。

従業員情報の一覧ビューでは見やすさを重視した画面となり、人材配置の検討などがしやくなるという
従業員情報の一覧ビューでは見やすさを重視した画面となり、人材配置の検討などがしやくなるという

 今後の開発方針について同氏は、当面は人事担当者の日常業務を改善する機能の拡充に努めるとしつつ、「将来はロボットソフトによる自動処理が前提になる。RPAや人工知能(AI)、クラウドベースの仕組みを取り入れていく」と説明。こうしたアプローチを国産ERPの特色と位置付け、海外製品と差別化を図っていくとした。

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