「Google Keep」大好き人間だから伝えたい“推し小技”--2019年下半期版(1)

池田園子

2019-10-08 07:30

 この世にさまざまなメモアプリが存在する中で、「Google Keep」を好んで使っている。何がそれほどいいのかと聞かれたら、直感的な操作感と検索のしやすさを挙げると思う。

 とりあえずいろいろなことを記録して放り込んでも、取り出しづらいのでは意味がない。記録のしやすさだけでなく、後で参照しやすいかどうかも、メモアプリに欠かせない要素だ。

 本連載では業務効率化・合理化に役立つGoogle Keep便利技を3つずつ4回にわたって紹介する。今回はその第1回目で、PCで使用する場合を想定。

1.アクションを1つ減らして、作業を時短化する

 画像はもちろん、自ら描いた図形も添付できるGoogle Keep。操作していると、サービスの設計にムダがなく、とても洗練されているとつくづく思う。その一例を紹介する。

 Google Keepを開くと、画面上部中央に「メモを入力…」とあり、その隣に3つのアイコンを確認できるはずだ。左から「新しいリスト」「図形描画付き新規メモ」「画像付きの新しいメモ」と並ぶ。

 「メモを入力…」をクリックして、メモ(テキスト)を入力してから、リストや図形、画像を追加する方法もあるが、「新しいリスト」「図形描画付き新規メモ」「画像付きの新しいメモ」の各アイコンをクリックするほうが、アクションがひとつ少なくなるメリットがある。

 たとえば「画像付きの新しいメモ」をクリックすると、筆者の場合は「ダウンロード」が開く。そこから画像を選んでさっと添付できる。アクションが少ないと、ストレス軽減につながるのを感じる。

 「図形描画付き新規メモ」をクリックすると、図形描画画面へと遷移する。数多くの作業をしていると、プロセスはできるだけ少ないほうがいい。時短にもなるからだ。

2.必要なキーボードショートカットをマスターして、操作をより快適化する

 Google Keepをより快適に使いたいなら、キーボードショートカットをある程度押さえておきたい。主に以下をマスターすればサクサクと軽快に使えるはずだ。

  • 次または前のメモに移動:J / K
  • 次/前のリスト アイテムに移動:N / P
  • 新しいメモを作成:C
  • 新しいリストを作成:L
  • メモを検索:/

 キーボードショートカットを他にも知りたい場合は、右上の「設定」→「キーボード ショートカット」をクリック。

 すべて覚える必要はない。一人ひとり、用途や頻繁に行うアクションも違うだろうから、あくまで自分に必要なショートカットを覚えておきたい。

3.ダークテーマに切り替えて、目の疲れ軽減やバッテリー節約を意識する

 半年前にGoogle Keep便利技を取り上げたときにまだなかった機能のひとつに、「ダークモード」への切り替えがある。

 昨今、ダークモードが増えているのは、バッテリーの節約につながるからだと聞く。確かにバッテリーの持ちは良いに越したことはない。

 ダークモードには他にも利点がある。ダークモードにすることで、目が疲れにくくなるのを実感している人もいるのではないか。PCやスマホを見る時間が長い人であれば、積極的に活用したい機能だと思う。

 Google Keepを使うときも、ダークモードを試してみてほしい。右上の「設定」→「ダークテーマを有効にする」をクリック。

 元に戻したいときは「設定」→「ダークテーマを無効にする」をクリック。すぐに元通りの明るい画面になる。

 夜寝る前にGoogle Keepを使うとき、外出先でGoogle Keepを使うときなど、必要に応じて切り替えて使ってみてはどうだろうか。

 第2回に続く。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]