参天製薬、基幹業務システムをSAP S/4HANAに全面刷新へ

ZDNET Japan Staff

2019-10-31 16:03

 参天製薬が、世界20以上の国や地域で展開するサプライチェーンや財務会計などの基幹業務システムをSAPの「SAP S/4HANA」に全面刷新する。同社からプロジェクトを受託したアクセンチュアが明らかにした。

 基幹業務システムの刷新で参天製薬は、アクセンチュアが開発したSAP向けのテンプレート「Accenture myConcerto」を全面的に活用し、これをもとに各国共通のシステムテンプレートを開発、東南アジア地域から順次全拠点にSAP S/4HANAを導入する計画。アクセンチュアでは日本や米国、インド、中国などのメンバーによるグローバルプロジェクトチームを編成して対応するという。

 参天製薬 執行役員 CIO 情報システム本部長の山本範明氏は、声明で「グループ全拠点の業務プロセスのさらなる標準化、効率化が不可欠。クラウドをはじめとしたデジタル技術を活用し、業務プロセスを世界規模で統合する今回のプロジェクトは、当社が成長を続けるための基盤となるもの」とコメントしている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    2023年OTサイバーセキュリティの現状レポート--75%の組織が過去1年間に1回以上の侵入を経験

  2. セキュリティ

    サイバーセキュリティ強化に向けてマイクロソフトが示す実践的な指針を紹介

  3. セキュリティ

    5分でわかる「AWS WAF」--基礎知識から運用で陥りやすい3つの落とし穴までを徹底解説

  4. セキュリティ

    最前線で活躍するトップランナーと本気で考える、これからのサイバーセキュリティ

  5. 経営

    ガートナーが指南、迅速な意思決定を促す「AI」活用を実践する3つの主要ステップ

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]