テレワーク空間「テレキューブ」にサブスクモデル、普及拡大に弾みか - (page 2)

松岡功

2019-12-05 07:00

ブイキューブ間下社長から届いたダイレクトメール

 テレキューブは「ビジネスパーソンが周囲に気兼ねなく働けるセキュアなコミュニケーションスペース」をコンセプトに開発され、2017年8月から提供されてきた。

 ブイキューブとオカムラは今回のオフィス設置用サブスクリプションモデルの投入にあたり、テレキューブを体験してもらう機会を増やし、働き方改革に有効な手段として注目が高まる「いつでも、どこでも」働けるテレワークの普及、働く人たちの生産性を向上させる多様なワークスタイルの在り方に貢献していく構えだ。

 以上が、ブイキューブによるテレキューブのオフィス設置用サブスクリプションモデルの発表内容だが、このモデルに対する同社の力の入れようがうかがえたのが、間下直晃社長からのダイレクトメールだ。「このようなご案内は滅多に行いませんので…」と断りながら、このモデルの概要を同氏ならではの表現で紹介し、自らも懸命に売り込もうという姿勢をひしひしと感じた。

 その中で、同氏は「テレキューブは、会議室が足らない、テレワークをする場所がないというお客様の課題にフィットし、駅などでの利用のほか、多くのお客様のオフィスに導入いただいている」と述べているが、今回のサブスクリプションモデルの登場で普及拡大にさらなる弾みがつくのではないか。そんな予感がする発表だった。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]