インターネットイニシアティブ(IIJ)とソフトクリエイトは2月13日、Windowsファイルサーバーをクラウド型で利用する「SCCloud with IIJ/ファイルサーバサービス」を共同開発したと発表した。4月1日から提供する。
新サービスは、Windowsファイルサーバーをマネージド型のクラウドサービスで提供する。Windowsの管理者権限をユーザー側で持てるといい、アクセス権限管理やボリュームシャドウコピー、クォータ制限といったWindowsファイルシステムの機能をそのままサポートしている。サービス導入による変更の影響を最低限にして利用できるとしている。
両社は、サービスの再販やクラウド基盤の提供などで協業しており、今回のサービスはIIJのクラウド基盤技術とソフトクリエイトのWindowsサーバーに関する知見を融合して共同開発したという。
料金は、初期費用30万円のほか、一定の容量に応じたメニューを用意しており、「ファイルサーバ 1TB」でバックアップ2世代保持する場合は月額10万円から。オプションでCPUとメモリーを増強できる複数のメニューやWindows Updateの作業代行などのサポートメニューもラインアップしている。
サービスイメージ(出典:IIJ)