京葉銀行は、AI insideのAI-OCR(人工知能を活用した光文字認識)サービス「DX Suite」を導入した。まずは、手書きの申込書が発生する住宅ローンの事前審査業務に適用し、年約5300時間の業務時間の削減を狙う。
同行は生産性向上の取り組みの一環として、2018年7月にRPA(ロボテックプロセスオートメーション)を導入し、本部各部署の事務業務の効率化を図ってきた。しかし、RPAによって定型業務を自動化した一方で、申込書などの手書き書類をデータ化する業務に時間を要していた。
この課題を解決するため、手書き文字などでも読み取り精度の高いAI-OCRをRPAと組み合わせ、“紙帳票が関わる業務の全自動化”を目指すとしている。
AI-OCRを適用する業務内容(出典:AI inside)
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