Microsoftの「Windows Insider」テストプログラムの正式な責任者は、2019年10月から空位になっていた。同社は米国時間3月23日、Amanda Langowski氏を同プログラムの新しいリーダーとして任命し、その状況を解決した。
Amanda Langowski氏(写真左)とPanos Panay氏
提供:Microsoft
Langowski氏は20年前にMicrosoftに入社し、最初は「Windows」のベータプログラムの調整を担当した。最近では、品質に関するフィードバックとタイミングに基づいてOSと関連アップデートを公開する「Flighting Platform Team」を率いている。また、LinkedInのプロフィールによると、Windows and Devices Groupのエンジニアリングサービス担当プリンシパル・プログラム・マネージャー・リードを務めたほか、「Windows Phone」と「Windows Mobile」のリリース管理にも関わったという。
Microsoftの最高製品責任者(CPO)であるPanos Panay氏が23日のブログで、Langowski氏と「手を携えて」協力し、従来のInsiderテスターとのコミュニケーションを改善して、「コミュニティーの多様性を育むことにより、われわれが開発する製品群に、より多くの顧客が反映されるようにしていく」とした。Panay氏自身も2月、Windows and Devices Groupの責任者となっている。
Microsoftが2014年にWindows Insiderプログラムを開始して以来、Langowski氏は3代目の責任者になる。初代の責任者は、現在Facebookで拡張現実(AR)/仮想現実(VR)開発担当バイスプレジデントを務めるGabe Aul氏だった。2代目のDona Sarkar氏は、2019年10月にInsiderの責任者を辞任し、Microsoft Developer Relationsチームの「Power Platform」担当プリンシパルアドボケイトに就任した。
Panay氏とLangowski氏が同プログラムをいつどのように変えていくのかについては、特に言及されなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。