マイクロソフト、「Edge」の「Stable」チャネルへのアップデートを一時停止

Catalin Cimpanu (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2020-03-24 13:13

 Microsoftが、現在進行中の「世界的な状況」を考慮し、「Microsoft Edge」の「Stable」チャネルへのアップデートを一時的に停止すると発表している。

 新たなバージョンの「Microsoft Edge」がリリースされる際には通常、セキュリティのレビューや、OSおよび社内のウェブアプリケーションに悪影響が及ばないことを確認する互換性テストが必要になる(もっともこれは、どのようなソフトウェアがアップデートされた際でも同じだろう)。

 新型コロナウイルスの感染拡大によって数多くのシステム管理者は、在宅勤務をする従業員のためにセキュリティ対策を実施したり、この厳しい時期に家族を守るために忙殺されているはずだ。

 Microsoftは、Edgeの新たなバージョンをこの時期にリリースすることで、システム管理者や、その他のIT担当者にさらなる負荷をかけるようなことは望んでいないようだ。

 Googleも先週、「Chrome」のアップデートを一時停止すると発表した。Microsoftは、「Chromium」プロジェクトの状況に沿って、今回の変更を決めたとしている。

 Microsoftによると、セキュリティアップデートは引き続きリリースする一方、「Edge 81」のStableバージョンのリリースは延期するという。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]