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AIがAI構築をより容易に--自律的なデータ管理のこれから

Joe McKendrick (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子 編集部

2020-04-07 06:30

 人工知能(AI)と機械学習(ML)はトラックの運転から、船舶の操船、顧客からの電話への応対(実際のところは顧客との間での基本的な会話)に至るまでのさまざまな業務や、生活上の作業を自動化するようになるだろう。とは言うものの、AIの開発者や管理者自身、つまりそのような革新的なシステムの実現に向けてまい進する開発者やアナリスト、データ管理者をはじめとするこの業界のすべての人々にもたらされる影響についてはあまり議論されていない。ここでの要点は、AI開発における障害を取り除く上での支援を提供するのはAIという話だ。

AI開発
提供:Joe McKendrick

 AIの飛躍的な進化によって、ITプロフェッショナルや、データの専門家に大きなメリットがもたらされる。筆者は最近、優れた業界ウォッチャーらと話をし、そうした可能性を探る機会を得た。彼らは、ITマネージャーやITプロフェッショナルという役職が、AI関連の面倒な仕事の大半から解放されることで、業務上のより重要な責務を担えるようになるという事実を目の当たりにしている。

 AIとMLが目指す次なる未知の領域は、企業の意思決定に影響を与えるデータを管理する能力だ。DXC TechnologyのAI責任者であるJerry Overton氏によると、既に「自律管理インフラがかなり普及している。これはIaaSでもPaaSでも見かける」一方、「自律管理型のデータストアは依然として揺籃期にある」という。

 同氏は、現段階では「自律型のデータ管理はまだほとんどが研究上のコンセプトであり、十分に成熟していない」と続けた。同氏によると、最終的に「自律型のデータ管理は自然言語認識と同様の発展を遂げていくだろう。現在では、機械が話しかけられた言葉をコンテキストや利用形態に基づいて適切に解釈する場面も良く見受けられるようになっている。同じことがデータベースにも当てはまる。最終的に、データベースがデータを同じようなかたちで解釈するようになり始めるだろう。ただ、その日が来るのはもう少し先になるだろう」という。

 また同氏は、AIとMLが適用できるユースケースになり得るのは、「データを生の状態から再定義された状態に変えるための時間を短縮するすべてのもの」だとした上で、「これには、データの自動的なマスキングや、データの自動的なタグ付けとマッチング、データの自動的な移行と文脈付けが含まれる」と述べた。

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