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グーグルが披露したさまざまなAI研究プロジェクト--次の10年視野に

Stephanie Condon (ZDNet.com) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子

2020-02-05 06:30

 データの隆盛とコンピューティングの進歩のおかげで今後の10年間は人工知能(AI)が長足の進歩を遂げることが約束されている。Googleは先週、「AIファースト」企業として同社が追い求めている、AIのさまざまなリサーチプロジェクトを披露した。これらプロジェクトのなかには、翻訳関連のリサーチをはじめとして、既にアプリケーションとして実現しているものもある。その一方で、インタラクティブな繊維といったプロジェクトでは実用的なユースケースはまだ明確なものとはなっていない。

 Google AIの責任者Jeff Dean氏によると、同社のAIリサーチャーらはすべてのプロジェクトにおいて、より大きなビジョンに注力しているという。

 同氏はGoogleのサンフランシスコオフィスで記者らに向かって「われわれは長期的な作業を成し遂げようとしており、8〜10年という旅路のなかで(商用アプリケーションに向けた)有益な成果を捨て去るような進路変更をしばしば加えており(中略)その後、より難しい問題に取り組み続けている」と述べ、「次の10年間でわれわれを、そして皆を待ち受けているものに極めて大きな期待を抱いている」と続けた。

 Dean氏は、AIリサーチャーらが次の10年間で取り組むことになる、より興味深い問題と機会について紹介するなかで、例えばマルチモーダル学習は「成長株のトレンド」になると述べた。

 Dean氏は米ZDNetに対して、今日の機械学習(ML)モデルとは異なり、マルチモーダル学習によって、テキストや音声、画像データといったさまざまな種類の入力が取り扱えるようになるとともに、「それらを用いて実用的なことが可能になる」と述べた。

 同氏は例として、「ヒョウの絵を見るか、『ヒョウ』という言葉を聞くか、『ヒョウ』と書かれた文字を見るかに関係なく、(例えば)その見た目がどのようなものであるかといった、ヒョウというものの性質を理解するうえでの助けになる共通のレスポンスがモデル内に存在しているはずだ」と続けた。

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