年次キックオフをウェブ会議で--テレワーク含めて2000人参加、接続数1000

藤代格 (編集部)

2020-04-14 07:15

 JBCC、JBサービス、シーアイエスなどのITベンダーをJBグループとしてとりまとめるJBCCホールディングス(大田区、連結従業員数2158人)は、定例の年次イベント「キックオフミーティング」をオンラインで実施。86人の新入社員を含む約2000人がウェブ会議サービス「Zoom」で参加したという。4月13日、JBCCホールディングスが発表した。

出典:JBCCホールディングス
出典:JBCCホールディングス

 4月1日、集合会場での計画的な入場者制限、マスク着用、アルコール消毒、間隔を空けた座席ルールなどを徹底し、名古屋、大阪、北九州など国内外54拠点のオフィス、テレワーク従業員の自宅など約1000箇所を接続。司会、進行、画面の操作、各拠点への配信、接続の一元管理などは本社のある蒲田会場が担当したという。

 プログラムの一つとなる優秀社員の表彰では、蒲田、名古屋、大阪、北九州、タイの様子を次々と切り替えて配信。受賞者の声など双方向のコミュニケーションを実施し、対面と変わらない受賞式になったという。

 入社式が6月に延期した新入社員は自宅から参加。初めて活用する従業員でも容易に操作できたという。結果として参加者は例年より増えたとしている。

 JBCCでは、大規模なオンライン配信を成功させるポイントとして、「画面の切り替え操作」と「接続者の制御」を挙げている。

 管理側で画面を制御できるライセンスを活用し、参加者の誤操作による映像、音声の割り込みを防止。

 また、蒲田会場からの映像でプレゼン資料の投影、接続拠点からの発信、新入社員への画面切り替えなどの画面展開方法を可視化、共有。操作の煩雑化を防いだという。

本会場ステージ裏から切替や接続状況を確認(出典:JBCCホールディングス)
本会場ステージ裏から切替や接続状況を確認(出典:JBCCホールディングス)
当日の進行管理表(出典:JBCCホールディングス)
当日の進行管理表(出典:JBCCホールディングス)

 容量の大きな動画の配信時は遅延が発生する場合もあり、ネットワーク環境や接続数に応じてファイルサイズの制限などのコンテンツ調整も必要としている。

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