BromiumのマイクロVMはハイパーバイザー「Xen」をベースにしたMicrovisor(マイクロバイザー)を実装しており、日本HPの説明によればメモリーやストレージの消費量は各1GB程度。サンドボックスを検知するマルウェアにも対応可能だという。
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Sure Click Enterpriseは顧客側がクラウドベース、オプションでオンプレミス環境による管理を可能にするセキュリティソリューションだが、IT管理者やセキュリティ担当専任者を用意できない企業向けには、Proactive Securityを提供する。Proactive SecurityはSure Click Enterpriseの機能限定版となる「HP Sure Click Advanced」と、深層学習を活用したマルウェア対策機能を持つ「HP Sure Sense Advanced」を組み合わせたもの。
Proactive Securityを活用する企業はダッシュボードによる保護状態を把握し、セキュリティインシデント発生時は日本HPが認定するセキュリティ専門家がクラウド経由で対応する。同社は「人材不足でセキュリティ実装が難しい企業向け。弊社によるマネージドサービスと深層学習を用いた対策をパッケージ化した」(九嶋氏)
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