資産運用プラットフォーム事業を展開する大和財託は、RPAテクノロジーズが提供するRPA(ロボティックプロセスオートメーション)ツール「BizRobo! mini」を導入。退去者が発生した部屋のリーシング(入居者募集)業務に適用させ、およそ月間70時間の効率化に成功したという。
毎月数体のソフトウェアロボットが稼働しており、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため導入したテレワークにおいても、現場社員が出社せずとも業務を遂行できる環境を構築している。
BizRobo! miniについて同社は、低い価格設定によるスモールスタートが可能なことやライセンス形態のアップデート時にも既存ロボットをそのままスムーズに移行できることを評価した。また直接的な操作が可能なため、ロボットの作成がシンプルなことも採用の決め手となった。
同社では2019年9月にBizRobo! miniを導入し、2020年4月時点にはリーシング(入居者募集)業務において年間180時間の効率化を可能にした。また、これらの業務サポートに関してはIT戦略室が管理を担当。業務分析やロボット最適化、自動化の対象業務選定とロボット化の内製を実施している。