「Windows 10X」搭載デバイス、2021年春までおあずけの可能性

Eli Blumenthal Stephen Shankland (CNET News) 翻訳校正: 矢倉美登里 高橋朋子 (ガリレオ)

2020-07-21 10:33

 Microsoftは5月、新たなWindows OSである「Windows 10X」について、まず1画面デバイス向けに提供する予定だと明かしていた。新たな報道によると、Windows 10Xのリリースは2021年春となり、さらに2画面デバイスへの搭載は翌2022年になるという。

Surface Neo
Windows 10Xを搭載する「Surface Neo」などの2画面デバイスの登場は、しばらく先になるかもしれない
提供:Captura de pantalla por Juan Garzon/CNET

 米ZDNetのMary Jo Foley記者が情報提供者の話を基に報じたところでは、Microsoftは2021年春に第1弾のWindows 10X搭載1画面デバイスを、主にビジネス(特に現場の最前線で働く人々)および教育分野のユーザー向けにリリースする計画を進めている。翌2022年春には、「さらなる1画面および2画面デバイス向け」にWindows 10Xをリリースする計画だという。

 Windows 10Xのリリースが2021年以降になるのに加えて、ZDNetはさらに、同OSにおける旧来の「Win32」アプリ実行のサポートが、早くても2022年以降になる可能性があると報じている。Windows Centralも、Windows 10Xはリリース時にレガシーアプリのサポートを提供しないと報じている

 そうなれば、Windowsにおけるウェブアプリの重要性が増し、教育分野など、価格重視の市場で人気が高いGoogleの「Chrome OS」搭載の「Chromebook」とさらに真っ向から対決することになる。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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