データダイレクト・ネットワークス・ジャパンは8月5日、TintriストレージでMicrosoft SQL Serverのデータベースの可視化や制御などができる連携ソリューション「Tintri SQL Integrated Storage」を発表した。ソフトウェアオプションとして同日から提供する。
新ソリューションは、仮想化環境の複数の仮想マシンを個別に管理する独自の「Tintri VMstore」のアーキテクチャーをデータベースに展開したものという。ストレージの稼働状況をデータベースごとに可視化し、自動制御を可能にする業界初のソリューションをうたう。これにより、Microsoft SQL Serverのデータベースを複数運用する環境において、高度な知識や経験がなくてもチューニングなどが容易になり、データベース管理者とITインフラ管理者がインサイトを共有しながら運用管理を効率化できるとしている。
具体的には、数千台規模のデータベース環境でもデータベース単位でレイテンシー、IOPs、スループット、領域使用量などの状況をリアルタイムに可視化する。自動QoS(Quality of Service)機能で、データベースごとにリソースを動的に調整し自動的に性能を最適化することでサービスレベルを向上でき、チューニングやトラブルシューティングおよび分析などのストレージ運用のオーバーヘッドも最大95%削減するという。
サポート対象などは、Microsoft SQL Server 2016以降、Windows Server 2016以降、Tintri VMstore Tintri OS 4.6以上、Tintri Global Center 5以上となる。
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