長野県の広告会社がMAツール採用--コロナ禍でデジタル化、すでに実績も

藤代格 (編集部)

2020-10-26 07:15

 広告業を営むキティック(長野県長野市、従業員数7人)は、マーケティングオートメーション(MA)ツール「マーケロボ」を採用。対面中心の営業活動をデジタル化するという。10月23日、開発提供するMarketing-Robotics(中央区、旧タクセル)が発表した。

 長野県を中心に、各担当によるリサーチ、電話やファクスなどでのアポイント獲得、対面営業という営業フローで活動。個々人の感覚や能力に頼っており、継続的な業績向上は困難だったという。

 新型コロナウイルス感染症の流行で新規顧客獲得が困難になり、デジタル化を検討。ウェブサイト訪問者へのアプローチを視野に採用したと説明。メルマガを配信し、アポイント取得実績も出たとしている。

 マーケロボは、2018年8月に「KAIGAN」として発表した、ウェブサイトやメールを含めた見込客との進捗管理、データ分析などができるウェブサービス。営業パーソンのデジタルマーケター化をコンセプトに掲げている。

 ワンクリックでのメール文面作成や送付後の分析、追客通知などが可能。「最適な情報やサービス」を「最適なタイミング」かつ「最適な方法」で提供できるという。商談後のお礼メール送信、商談内容の記録化までは2分で完了するとしている。

ダッシュボードイメージ(出典:Marketing-Robotics)
ダッシュボードイメージ(出典:Marketing-Robotics)

 税別月額利用料金は5万円、運用代行プランは25万円から。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]