広告業を営むキティック(長野県長野市、従業員数7人)は、マーケティングオートメーション(MA)ツール「マーケロボ」を採用。対面中心の営業活動をデジタル化するという。10月23日、開発提供するMarketing-Robotics(中央区、旧タクセル)が発表した。
長野県を中心に、各担当によるリサーチ、電話やファクスなどでのアポイント獲得、対面営業という営業フローで活動。個々人の感覚や能力に頼っており、継続的な業績向上は困難だったという。
新型コロナウイルス感染症の流行で新規顧客獲得が困難になり、デジタル化を検討。ウェブサイト訪問者へのアプローチを視野に採用したと説明。メルマガを配信し、アポイント取得実績も出たとしている。
マーケロボは、2018年8月に「KAIGAN」として発表した、ウェブサイトやメールを含めた見込客との進捗管理、データ分析などができるウェブサービス。営業パーソンのデジタルマーケター化をコンセプトに掲げている。
ワンクリックでのメール文面作成や送付後の分析、追客通知などが可能。「最適な情報やサービス」を「最適なタイミング」かつ「最適な方法」で提供できるという。商談後のお礼メール送信、商談内容の記録化までは2分で完了するとしている。

ダッシュボードイメージ(出典:Marketing-Robotics)
税別月額利用料金は5万円、運用代行プランは25万円から。