韓国小売大手、Oracleソフトウェアのサポートをリミニストリートへ移行

NO BUDGET

2021-01-27 16:32

 韓国の大手小売業者であるホームプラスは、Oracle eBusiness Suite、Oracle Retail Warehouse Management、Oracle Databaseソフトウェアのサポートをリミニストリートに切り替えた。日本リミニストリートが発表した。

 リミニストリートは、エンタープライズソフトウェア製品のサポートサービスを提供する企業で、OracleやSAPソフトウェアの第三者保守サポートを手がける。

 今回の切り替えによりホームプラスは、これまでベンダーに支払っていた年間保守サポート費用を50%削減できるという。さらに、中核となるOracleのシステムを切り替えた時点から最低15年間維持することが可能だとしている。

 同社は、Oracle EBSやRetail Warehouse Managementアプリケーションを大幅にカスタマイズしていたため、カスタムコードのサポートを含め、ベンダーが提供しているサポートよりも高いレベルのものを必要としていた。

 検討の結果、専任のプライマリーサポートエンジニアとリミニストリートチームの技術エキスパートから質の高いサポートと専門知識を得られると確認した上で、最終的にリミニストリートの保守サポートに切り替えることにしたという。

 今後ホームプラスには、クライアントのソフトウェアシステムに関して平均15年以上の経験を持つエキスパートチームからのバックアップが割り当てられる。また、重要な優先度1のケースの場合は10分、優先度2の場合は15分の応答時間というサービスレベル契約(SLA)のメリットを受けることができる。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]