IDC Japanは2月22日、2021年以降の国内ITサービス市場がプラス成長に回帰するとの見通しを発表した。
2020年は、新型コロナウイルスの影響で前年比2.8%減の5兆6834億円を予想。同年後半からITサービス事業者の受注状況が回復傾向にあるといい、年前半に延伸されたプロジェクトも徐々に再開したとする。2021年はプロジェクトベース市場を中心にV字回復、2022年以降は鈍化するがレガシーシステムの更新需要などでプラス成長が続き、2025年に6兆4110億円に達すると見る。2020~2025年の年間平均成長率は2.4%としている。
国内ITサービス市場 支出額予測。2020年は実績推定値、2021年以降は予測(出典:IDC Japan)