Polyは3月3日、テレワーク/リモートワーク向けのウェブ会議向けデバイス群「POLY STUDIO P」シリーズを発表した。ウェブカメラ「P5」、ビデオバー「P15」、ディスプレイ「P21」の個人向け3製品で、価格は調整中ながら受注を開始。P5とP15は4~6月、P21は年内に提供開始見込みになるという。
Polyは、音響機器メーカーのPlantronicsがPolycomを買収して統合、2019年3月に誕生したブランド。日本法人の存続会社はポリコムジャパン。
POLY STUDIO Pシリーズ(出典:ポリコムジャパン)
個人ユーザーはデスクトップソフトウェア「POLY LENS DESKTOP」でSTUDIO Pデバイスの共通設定やファームウェアなどを更新、管理できる。IT部門は、クラウドサービス「POLY LENS クラウドマネージメント」を活用することで遠隔地からSTUDIO Pデバイスを管理したり、トラブルシューティングしたり、使用状況を分析したりできる。
WindowsやMac向けの各種ウェブ会議アプリに対応し、P15は「Zoom」「Microsoft Teams」の認定を取得。ほかの製品も取得見込と説明している。
Erwin Matti氏
日本法人で代表執行役社長を務めるErwin Matti氏は、「プロが使える高いクオリティを、たくさんの人がどのプラットフォームでもシンプルな要素で使える」「IT管理者が一元管理できる」「パッケージとして提案できる」というPシリーズのコンセプトを紹介。
「ほとんどの組織が重要なプロセスにウェブ会議を活用している。新型コロナウイルス感染症の流行が静まったとしても、昔のように100%戻れるわけではない。変わる世界の中で変わることができる製品を提供したい」(Matti氏)と説明する。
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