Ciscoは、新たに買収したIMImobileの顧客エンゲージメントツールを「Webex Contact Center」に統合する。同社が米国時間3月31日に発表した。この統合によって、より強力な「サービスとしての顧客エクスペリエンス」(CXaaS)製品の提供を目指す。
CiscoはIMImobileと新しいWebex Contact Centerを組み合わせ、CXaaSサービスとして堅固なカスタマーエクスペリエンスを生み出し、人工知能(AI)、エクスペリエンス管理、コラボレーションツール、オムニチャネル機能、カスタマイズのためのプログラマビリティなどのさまざまな技術を1つにするとしている。
Ciscoは2020年12月、ロンドンに拠点を置くIMImobileを7億3000万ドル(約808億円)で買収した。IMImobileのツールは、さまざまなデバイスやソーシャルメディアチャネル、メッセージングアプリケーション、音声アプリケーションを横断する顧客エンゲージメントを実現する。
CXaaSの目的は、組織が「コンタクトセンターの枠を超えて、顧客エクスペリエンスを推進する要因すべてを理解し、それに基づいて行動」できるようにすることであり、IMImobileのカスタマーインタラクションツールで実現するとCiscoは説明している。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。