シスコ、「Webex Contact Center」にIMImobile統合--強力な顧客体験、"CXaaS"実現へ

Stephanie Condon (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 矢倉美登里 吉武稔夫 (ガリレオ)

2021-04-01 14:44

 Ciscoは、新たに買収したIMImobileの顧客エンゲージメントツールを「Webex Contact Center」に統合する。同社が米国時間3月31日に発表した。この統合によって、より強力な「サービスとしての顧客エクスペリエンス」(CXaaS)製品の提供を目指す。

 CiscoはIMImobileと新しいWebex Contact Centerを組み合わせ、CXaaSサービスとして堅固なカスタマーエクスペリエンスを生み出し、人工知能(AI)、エクスペリエンス管理、コラボレーションツール、オムニチャネル機能、カスタマイズのためのプログラマビリティなどのさまざまな技術を1つにするとしている。

 Ciscoは2020年12月、ロンドンに拠点を置くIMImobileを7億3000万ドル(約808億円)で買収した。IMImobileのツールは、さまざまなデバイスやソーシャルメディアチャネル、メッセージングアプリケーション、音声アプリケーションを横断する顧客エンゲージメントを実現する。

 CXaaSの目的は、組織が「コンタクトセンターの枠を超えて、顧客エクスペリエンスを推進する要因すべてを理解し、それに基づいて行動」できるようにすることであり、IMImobileのカスタマーインタラクションツールで実現するとCiscoは説明している。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    生成 AI の真価を引き出すアプリケーション戦略--ユースケースから導くアプローチ

  2. セキュリティ

    マンガで解説、「WAF」活用が脆弱性への応急処置に効果的である理由とは?

  3. セキュリティ

    セキュリティ担当者に贈る、従業員のリテラシーが測れる「情報セキュリティ理解度チェックテスト」

  4. セキュリティ

    5分で学ぶCIEMの基礎--なぜ今CIEM(クラウドインフラストラクチャ権限管理)が必要なのか?

  5. セキュリティ

    従来型のSIEMを使い続ける弊害とSOC運用を高度化するサイバーセキュリティ対策の進め方

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]