NECは、従業員の多様な働き方を支援する企業に対してホテルの客室をサテライトオフィスとして活用する「ホテルワークスペースマッチングサービス」を4月から提供している。今後2年間で100社へ提供を目指す。
ワークスペースにできるホテル客室のイメージ(出典:NEC)
同サービスは、NECのホテル基幹業務システム「NEHOPS」を導入しているホテル向けに提供される。エリアや部屋数など企業のニーズに合わせて、今回参画する首都圏のホテルから客室を紹介するとともに、利用者向けにホテルの空室検索や予約が可能な専用のスマートフォンアプリを提供する。
東急ホテルズやプリンスホテルなどが運営する首都圏のホテルから客室を紹介する。対象ホテルは、ホテル業界で定める「宿泊施設における新型コロナウイルス対応ガイドライン」に則った対策を実施しており、安全・安心なワークスペースを確保できるとしている。
専用のスマートフォンアプリを利用することで、一部ホテルではホテルフロントにあるタブレットから顔認証またはQRコードによる非対面での簡単なチェックインが可能となる。
専用アプリケーションの税別利用料は、100ユーザまでで1カ月当たり1万円。登録ユーザ数により、価格は変動する。