賃貸アパート、マンションリフォームの企画などを事業とする営むエイブルリフォーム(港区、従業員数11人)は、営業支援(SFA)サービス「cyzen」を導入。リフォーム完了から入居者募集までの期間を短縮し、パートナー企業のリモートワークの仕組みを確立したという。4月5日、サービスを提供するレッドフォックス(千代田区)が発表した。
居住者の退去後の清掃、物件のリフォームなどをパートナー企業に委託。パートナーは作業現場の状況確認と写真撮影、オフィスでの報告書作成、郵送という手順で業務報告していたという。
エイブルリフォームでの報告書確認は週次、まとめての作業となり、数日を要していたとしている。
郵送費用や紙などのコスト削減、業務スピード向上のため、スマートフォンで取得する位置情報や音声を業務報告に活用できるcyzenを導入。
作業前後に撮影した写真を添付、作業完了後の送付という形の業務報告に切り替えたという。
エイブルリフォームの担当者は、月に2万件の報告をリアルタイムに1人で確認可能。実施できていない作業など、完了報告後の再度の依頼が減少したという。
リフォームや清掃などの作業完了から物件の入居者の募集開始までの期間を短縮しつつ、全80社のパートナー企業の作業を管理可能。パートナー企業が直行、直帰できる仕組みを確立したとしている。
cyzenは、報告のフォーマットやフローをノーコードで設計、柔軟に設定でき、現場のアプリに反映可能。データは収集や分析もできるとしている。

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税別月額利用料は、1人につき必要な1IDあたりの参考価格が4000円。実際の価格は企業ごとに見積もりが必要になるという。