富士フイルムビジネスイノベーション(富士フイルムBI、旧称:富士ゼロックス)は4月12日、ドキュメント活用管理製品「DocuWorks」で、クラウドサービスと連携させるための「DocuWorks Cloud Connectorシリーズ」を提供すると発表した。
DocuWorks Cloud Connectorシリーズは、契約業務における「契約書作成」「社内稟議決裁」「捺印依頼/契約書捺印取得」「契約書の保管/管理」の各プロセスをDocuWorks上で一元的に行えるようにする。
連携先に応じた各種コネクターを用意する。CRM/SFA(顧客関係管理/営業支援)では、Salesforceの顧客情報から帳票を自動作成できる「DocuWorks Cloud Connector for Salesforce」やサイボウズのクラウドデータベースを連携する「DocuWorks Cloud Connector for kintone」、電子契約ではアドビ連携の「DocuWorks Cloud Connector for Adobe Sign」、ドキュサイン連携の「DocuWorks Cloud Connector for DocuSign」、クラウドサイン連携の「DocuWorks Cloud Connector for CloudSign」になる。
富士フイルムBIでは、DocuWorksの機能やコネクター経由で連携するクラウドサービスの活用などにより、作業工数の最大80%削減でき、手作業によるミスなどを抑制できるとする。10ユーザー利用での1ユーザー当たりの利用料金は月額4240円から。別途、連携先サービスでの利用料や電子契約サービスの送信費用が発生する。
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