ジンズ、ウェブサイトの技術的課題を解析してコンバージョン率を改善

NO BUDGET

2021-04-14 15:59

 国内外に展開するメガネチェーン「JINS」を運営するジンズは、アカマイ・テクノロジーズのRUM(リアルユーザーモニタリング)ソリューション「mPulse」を採用した。

 これにより、ウェブサイトのパフォーマンスに影響を及ぼす技術的な課題と、解決すべきポイントを可視化でき、コンバージョン率が改善した。

 同社ではオンラインショップのアクセス解析を実施していたが、既存の解析ツールでは、サイトのパフォーマンス改善とコンバージョン率の向上の相関関係を調べる術がなかったため、アクセス数や流入元以上のデータや知見を得ることができずにいた。

 そこでmPulseのPoC(概念実証)を実施したところ、ユーザーが実際にブラウザー上で体感するパフォーマンス上のボトルネックが具体的に可視化され、各種施策や設定変更が商品購買のコンバージョン率にどう影響するかをシミュレーションすることができた。

 mPulseは、JINSの国内向けオンラインショップの日々の運用で活用されている。あるページでは最長で10秒かかっていた表示が4秒まで短縮できるなど、コンバージョン率の向上にも有意な改善が認められた。また必要なデータ収集や分析に伴う煩雑な手作業も不要になり、IT部門の負担も大幅に軽減されたという。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    セキュリティ対策で注目の「OSINT」、自組織の防御に役立つ基礎知識と活用方法を解説

  2. セキュリティ

    攻撃者は侵入ではなく“ログイン”する、エンドポイントとアイデンティティセキュリティを連携すべき理由

  3. モバイル

    目前の「Windows 10」サポート終了、「Windows 11」への移行負担を解消する最適解とは

  4. セキュリティ

    こんなにあった!従来型SIEMが抱える課題──次世代SIEMに必須の“8つの要件”とは?

  5. ビジネスアプリケーション

    データリーダーが知っておくべき、AI活用の投資対効果を高める「実効性のある戦略策定」の進め方

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]