ジンズ、ウェブサイトの技術的課題を解析してコンバージョン率を改善

NO BUDGET

2021-04-14 15:59

 国内外に展開するメガネチェーン「JINS」を運営するジンズは、アカマイ・テクノロジーズのRUM(リアルユーザーモニタリング)ソリューション「mPulse」を採用した。

 これにより、ウェブサイトのパフォーマンスに影響を及ぼす技術的な課題と、解決すべきポイントを可視化でき、コンバージョン率が改善した。

 同社ではオンラインショップのアクセス解析を実施していたが、既存の解析ツールでは、サイトのパフォーマンス改善とコンバージョン率の向上の相関関係を調べる術がなかったため、アクセス数や流入元以上のデータや知見を得ることができずにいた。

 そこでmPulseのPoC(概念実証)を実施したところ、ユーザーが実際にブラウザー上で体感するパフォーマンス上のボトルネックが具体的に可視化され、各種施策や設定変更が商品購買のコンバージョン率にどう影響するかをシミュレーションすることができた。

 mPulseは、JINSの国内向けオンラインショップの日々の運用で活用されている。あるページでは最長で10秒かかっていた表示が4秒まで短縮できるなど、コンバージョン率の向上にも有意な改善が認められた。また必要なデータ収集や分析に伴う煩雑な手作業も不要になり、IT部門の負担も大幅に軽減されたという。

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