Googleの親会社Alphabetは米国時間4月27日、2021会計年度第1四半期(3月31日締め)の決算を発表し、Googleのクラウド事業の売上高が40億4700万ドルに達したと報告した。前年同期の27億7700万ドルから46%の増加となる。
クラウド事業の営業損失は9億7400万ドルで、前年の損失額17億3000万ドルから縮小した。
Googleは、クラウド事業の営業損失の開示を2020年第4四半期に開始し、Googleの広告事業がクラウド事業の拡大をどれだけ支え続けているかをより明確にした。
Alphabetの純利益は179億3000万ドル、希薄化後の1株あたり利益は26.29ドルだった。総売上高は前年同期比34%増の553億1400万ドル。
アナリストらは、売上高516億8000万ドル、1株当たり利益15.88ドルと予想していた。
例年通り、売上高の大半を占めるのはGoogleのサービスで、511億7800万ドルだった。広告はGoogleにとって引き続き収益の柱となっており、売上高は446億8400万ドルで、前年同期の337億6300万ドルから増加した。
Google検索と他の広告収入(YouTubeを除く)は318億7900万ドルで、前年同期の245億200万ドルから増加した。YouTube広告の売上高は60億500万ドルで、同40億3800万ドルから増加した。
Alphabetの「ムーンショット」(長期的で大規模なプロジェクト)と呼ばれるOther Bets部門は、売上高が1億9800万ドルとなり、営業損失は11億4500万ドルだった。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。