「Chrome」、RSS機能でサイトを「フォロー」するボタンを試験導入

Alison DeNisco Rayome (CNET News) 翻訳校正: 緒方亮 長谷睦 (ガリレオ)

2021-05-20 12:28

 Googleは米国時間5月19日、RSSフィードを購読しているウェブサイトの最新コンテンツを入手できる仕組みを、「Chrome」の実験的な新機能としてテストすることを、Chromium Blogで明らかにした。「Android」版「Chrome Canary」を利用する一部の米国ユーザーが対象となる。

 これはChromeに設けられたRSS機能を持つ「Follow」ボタンをタップすることで、サイトの規模の大小を問わず、好きなサイトの最新情報が入手できるというものだ。フォローしているサイトが新たなコンテンツを公開すると、新しいタブを開いた際にタブに新たに設けられた「Following」セクションに、更新された情報が表示される。

Followボタンのサンプル画像
提供:Google

 この新機能は、Googleが2013年に廃止した、さまざまなパブリッシャーのフィードの購読や閲覧が可能だったRSSサービス「Google Reader」に似ていると思う人もいるだろう。RSSによる最新情報の追跡が、主流になるほどの人気を獲得したことはなかったが、Followボタンという形でChromeに組み込まれることで人気が再燃する可能性はある。

 Googleは今後、ウェブパブリッシャーに対してさらなる情報を提供しながら、この機能をテストし、より範囲を広げてChromeで提供するかどうかを判断するとしている。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    Google Chrome Enterprise が実現するゼロトラスト セキュリティの最新実情

  2. ビジネスアプリケーション

    ITSMに取り組むすべての人へ、概要からツールによる実践まで解説、「ITSMクイックスタートガイド」

  3. セキュリティ

    あなたの会社は大丈夫?--サイバー攻撃対策として必要な情報セキュリティの早分かりガイドブック

  4. ビジネスアプリケーション

    業務マニュアル作成の課題を一気に解決へ─AIが実現する確認と修正だけで完了する新たなアプローチ

  5. セキュリティ

    いまさら聞けないPPAPの問題点、「脱PPAP」を実現する3つの手法と注目の"第4のアプローチ"とは

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]